頭皮が臭いのでシャンプー選び①


シャンプーをしてもまたしても頭皮がくさい臭いを放す、においがとれないのはなぜでしょうか、原因はどこにあるのでしょうか、ほどよい対策はないのでしょうか。
ここらへんを自分でも勉強するとともに「臭気判定士」の資格を持つ人にいろいろと教えてもらいそれを整理してみました。



1.先ず臭気の状況を把握してみましょう
毎日シャンプーをしていても臭いがするのです。この「臭い」がなかなかとれないでいます。
・いろいろと市販のシャンプー試してはいるのですが、この強い臭いが改善されないのです。
・前日の夜にシャンプーしてももう朝には髪のべたつきがひどく、油でいっぱいです。
・最近では臭気だけではなく地肌が白っぽくなってかゆみやフケまでも出てきました。
・暖房の効いた部屋などにいる時にはとても強いいやなにおいを感じます。
夏の汗ばむ時期や運動した後になると、女性でも男でも気になってしまうのがTゾーンといわれる領域です。
頭皮に皮膚からでてきた皮脂が残った状態になると、そこに汗やフケなどが混ざり合い、さらに太陽光からの熱や自分の体温も加わわり頭皮から特有のにおいが発生してしまうのですね。
シャンプーした後に濡れたままでそのままにしていると、頭皮には多くの皮脂がついている状態なので皮脂が分解して、いやな臭いが発生します。
しかし臭いを取ろうとして必死にシャンプーしていることが、かえって頭皮からのにおいを悪化させている可能性があります。
その他にシャンプーやトリートメントのすすぎが不十分でもにおいの原因になります。
現場の仕事でかぶらなくてはいけないヘルメットが影響する場合もありますね。
理髪師さんによると、頭がこると血行の循環も悪くなって頭皮に十分な栄養が行き渡らず皮脂がたまりやすくなって臭いが発生しやすくなると言っておられます。だから男性のほうが強いイメージがあるのは、加齢臭や体臭ですよね。

2.臭いの原因は何からくるのでしょうか
汗の中には必ず「脂肪酸」が入っています。この脂肪酸はいろいろな混合物なのですが、すぐに分解するものとなかなか分解しないものも含まれています。すぐに分解するものは、揮発性の短鎖脂肪酸とポリアミン類の臭気物質であるプトレシンやカダペリンであることが多いですね。そうですね、これが猛烈に匂うのです。
食生活の乱れからくる頭皮の臭いの原因にもなっています。一番典型的なのが、スーパーのお惣菜やコンビニのお弁当、スナック菓子、ジャンクフードによる影響が考えられます。それだけではありません。体の中で糖化・酸化が進んでそれが頭の臭いの原因となっています。

3.食べ物にも注意しましょう
脂っこいものを食べると、変質した脂が体の外にも出てきます。それを、防ぐと言われている食品が、自然にあるグレープフルーツ、オレンジ、ブドウ芽キャベツケールなどです。特に、皮の成分が体にもよく且つ悪臭成分を造らないので、皮を少しだけでもよいのでかじりよく噛みましょう。果物や野菜を食べる時にはこのことを思い出しましょう。

4.一方、頭皮がくさい時の洗い方や避けたほうがいいシャンプーもあります
「合成界面活性剤」を避けたほうがいい理由として、洗い流しても、トリートメントなどは頭皮に残留しやすく、毛穴をふさいでしまいます。洗浄力が強いシャンプーにはこの合成界面活性剤が5~7種類も含まれています。
ではどうやって、合成界面活性剤を見分ければいいのかを調査検討しました。その結果、ラウリル硫酸Naやパレスー3硫酸アンモニウムが少しでも入っていたら使わない方が賢明です。無意識で使っているシャンプーが実は臭いを悪化させている可能性もあるということです。
また、頭皮が臭い時の毛穴をケアする必要があります。そのままシャワーキャプや濡れたタオルを髪に巻いて湯船につかり毛穴をしっかりと開かせます。このような工夫をプラスすることで、においを少なくすることができます。
食べ物や生活習慣を見直し、またシャンプー成分や洗い方を見直して、皮脂からくる臭いをできるだけ少なくして快適に過ごしましょう。


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