頭皮が臭いのでシャンプー選び②


ちゃんとシャンプーしたのに頭が臭いし、痒くってどうしようもないなんて感じたことはありませんか?

頭がくさい臭いと悩む女性の声を整理して見ますと、
・毎日髪を洗ってもなんとなしに独特の油の臭いがするように思う。
・美容院でシャンプーした後もしばらくするとくさいのでシャンプーのせいじゃない気もしますが?
・朝髪を洗って会社に着く頃には、もう臭いが気になります。これって性格かな?
・頭がかゆくてふけも気になるしなんか臭いし最悪です。解決法はありますか?

多かった悩みとしてはちゃんとシャンプーしているのにもかかわらず全然臭いが取れずに悩んでいる方が多かったということが判りました。

せっかくお化粧をバッチリ決めても頭からの脂と汗で化粧はヨタクタだしね。さらに気温や湿度が高い環境になると、もう臭いだけでなく気分さえもきつくなってしまうのは当たり前だったんです。
そこで今回は考えました。頭皮の臭いの原因を徹底的に追及して、その解決法についてまとめようとしたんです。

1.臭いが発生する大きな原因
これはきっと皮脂と雑菌が混ざり合って悪臭を放つという「仮説」を立てました。それでその仮説の検証を行ったのです。
●皮脂とは、その成分とは何か
皮脂は、皮脂腺から分泌される脂肪などを含むエマルション様の液体です。成分はグリセリン脂肪酸エステルです。皮脂腺の腺細胞が内部で合成した分泌物を多量に蓄積した後、細胞全体が崩壊することによって皮脂腺内腔に放出されます。つまり、皮脂は皮脂腺細胞の崩壊物全体からなる。毛穴の内面に開く皮脂腺開口部から皮膚表面に分泌され、皮膚や体毛の表面に常に薄い膜状に広がり、物理的、化学的に皮膚や毛髪を保護保湿する役割を果たしています。また、これに含まれる脂肪が皮膚の常在菌により分解されることで生じる脂肪酸によって皮膚の表面は弱酸性となり、これが病原菌などを排除する機能も持つのです。
●雑菌とは
不快な臭いは雑菌類によりつくられます。雑菌の繁殖条件が整うと、雑菌が活動してコロニーを形成して、グリセリン脂肪酸エステルの一番弱い部分、すなわち活性点を攻撃するようになります。いわゆる雑菌の栄養源となるのです。このように、負の連鎖反応によって雑菌の勢力が増し、ますます臭いがきつくなるのです。この悪臭の元は、低分子化合物やメルカプタンなどの微量のガス体です。
この雑菌さえなくなれば、においはなくなるのです。

2.問題解決の手段
消臭のやり方としては、こまめに汗を拭く、リンス成分を考える、消臭剤を使用するなどがありますが、一時的なものでまだまだ不十分です。なぜ、難しいかといえば、においの人間による感知は鼻のなかの粘膜にある特殊細胞によるもので、ある閾値で敏感に感受するからです。
殺菌するしかありません。たとえば。DDTを頭にふりかけ髪の部分だけビニル袋に覆って30分もすれば雑菌はほぼ死滅します。あるいは、次亜塩素酸ナトリウムの0.1%溶液を髪にふりかけ、15分もすると雑菌はなくなります。あとはよく水であるいは温水でよく洗浄すればよいのです。
頭皮の悪臭を取り除くには、雑菌の除去が一番効果があります。




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